生い立ち
原産地は、ヨーロッパ北部・シベリア・中国東北部あたりの広範にわたる。
1200年前中国から薬用植物として日本へ。
しかし食用されているのは日本だけのようで、戦時中捕虜として日本軍に捕らわれていた、外国の兵隊さんから「収容所で木の根っこを食わされた」と言われるほど。
ちょっと言わせて!
こんなごぼうもあります
房総センターでは作られていませんが、地元八日市場市大浦地区には、成田山新勝寺の精進料理専用に使われている「大浦ごぼう」の生産が有名です。(市販されていません)
太さ30cm、長さ1mにもなり、切ってみると大きなス(空洞)が開いているのが特徴で、平安時代、平将門の反乱を平定するために朝廷軍が大浦地区でごぼう料理の酒宴を開き、平定後、戦勝祈願をした成田山新勝寺にごぼう1500本が納められたことから始まります。
健康マル得メモ
何はなくとも「食物繊維」の高さは、野菜の群を抜きます。
腸を掃除して、排泄促進・コレステロールの低下・発ガン物質を体外に追放するなど、体全体の浄化作用もあり、化膿・肩こり・腰痛・ニキビの治療にも効能。
「知っ徳」 調理裏技メモ
最もポピュラーな料理ではありますが、「キンピラ」。固い物を拒み、繊維質の少ない食物を食べている現代人。キンピラを一口に30回噛めば、顎が発達し唾液の分泌促進で若さを保ちます。特に、唾液は、体内の添加物・農薬などの無毒化に役立ちます。
まさに、「美容と健康」にもってこいの一品です。